賃貸の評価額の割り出し方

家屋の評価のきほん

賃貸の評価額の割り出し方

家屋の評価は、持ち家なのか賃貸かによって大きく変わります。
賃貸とは誰かに部屋や家を貸し出すことにより賃料を得ていることになりますが、正しくは「自身が保有している建物を他人に貸し出す権利を持っている家屋」を指します。
だから一般的な賃貸住宅だけでなく、オフィスや倉庫・設備も他人に貸し出している権利を持っているのならば、「賃貸」になります。
でも今回は賃貸住宅と賃貸アパートに的を絞り、評価の方法について取り上げます。

賃貸住宅の評価額は、「固定資産税評価額×(1-借家権割合×賃貸割合)」で弾き出します。
持家ならば固定資産税の評価額がそのままの評価になりますが、貸家で誰かが借りて住んでいるのならばその人に「借家権」があります。
だから相続したからとは言え、入居者に今直ぐに出て行ってもらうというのは出来ません。
もし立ち退きを無理矢理要求したのならば、家主に対して権利金を請求することが出来ます。
そこで評価額を割り出すには、固定資産税評価額から借家権の割合を引いて計算していくのです。

ただ賃貸住宅は一戸建てだけでなく、アパートやマンションも含まれます。
これらの建物の評価額を割り出す際は、建物は建物・土地は土地と別々に計算されることになります。
でも今回は建物だけの評価額を割り出す計算について、取り上げます。
アパートやマンションも先程紹介した式と同じく、「固定資産税評価額×(1-借家権割合×賃貸割合)」です。
賃貸割合とは、例えば10部屋の内入居が7部屋あるとします。
すると賃貸割合は7/10となり、そこから評価額を割り出していくのです。
時にはアパート・マンションの一室に、住んでいるという方もいらっしゃるでしょう。
例え住んでいても、評価額を割り出す方法は同じです。

今回はかなり簡単に説明したので、あくまでも参考程度として留めて頂ければ幸いです。
でも知識として頭に入れておけば、いざという時でも楽に事が進むかと思います。